-Medical Learning Bal Vol.01 -「医療現場で使える!教育デザイン」
当日の様子を動画でご覧ください。
映像クリエイター:TKAYUKI TAMARU
[ Medical Learning Bal(メディカルラーニングバル)ってなに?]
スペインのバルは、地域のコミュニケーションスペースとしての位置づけで、日常生活に欠かせない「1日中出入りする場」なんだそう。ここメディカルラーニングバルは、毎回日替わりの ”店主 ”が場を切り盛りする大人の学び場。「医療者のためのサードプレイス」として、日常を豊かにするための場を提供する。
店主の経験してきたこと、培ってきたことを仕事終わりにサクッと気軽に学んで帰ることができる場所。お客さんはお客さんとしては扱われず、お金を払って何かしらを手伝わされる。でもそれがどこか心地よい空間だったり。隣に座った人と一緒になって、考え、共有しながら進んでいく店主の話。知らず知らずのうちに、参加者全員の一体感が感じられる場に身をおいている。帰る頃には、自分独りでは知見が及ばなかったこと、新たな気づきなんかがお土産として持ち帰ることが出来た。この場で出会ったひとと「また今度!」なんて声かけあってみたりもした。
また仕事終わりに立ち寄ってみよう。次はどんな店主が迎え入れてくれるだろうか。
そんな「学び」と「人」との出会いを創出することがメディカルラーニングバルの目指している場所です。
[IDってなに?]
今回取り上げたテーマは、「インストラクショナルデザイン」。直訳すると「教育設計」となりますが、文字通り、最適な教育効果をあげる方法の設計を行うことを指します。ID(インストラクショナルデザイン)を取り入れることにより、講師の経験値に頼らず、教育のゴールとして設定した「学習目標」を達成するための育成プランを立てることができるようになります。「過去に経験がある研修は企画を考えられるけど、経験がない研修はどうやって考えてよいのか全く分からない…」という教育担当者の方は意外と多いのではないでしょうか?
そんな方にもインストラクショナルデザインの考え方はきっと役に立つ手法となることでしょう。
今回のこのセミナーでの到達目標は以下の3点でした。
①適切なプロセスで研修設計ができる
②研修設計をするうえで、現場の問題点や課題を抽出できる
③明確な学習目標が設定出来る
[教育を設計するための大切な3つの質問]
・どこへ行くのか
・たどり着いたことをどうやって知るのか
・どうやってそこへ行くのか
迷った際、行動を開始する前に上記の質問をすることで指針を失わずに目標に向かっていけるのではないでしょうか。
教育設計をする場合、何のために教育を行うのか見失わないことが設計者には必要だということです。
[今後の予定]
-Medical Learning Bal Vol.02 - 7月30日(金) 19:00-20:30 「医療従事者だからこそ必要なキャリアデザイン」
未定 「コミュニケーションについて考える」
未定 「声の出し方から考えるプレゼンスキル」
未定 「医療者のための正しい食生活のススメ」
未定 「ゲームを通して学ぶマネープラン」
などなど、皆さまの関心を得られるように豊富なテーマを今後扱って参ります。
お楽しみに!
akarink -アカリンク-
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