受講生の皆さま、卒業おめでとうございます♪
この講座期間中は、常に「教育デザイン」のことが頭から離れず、教育設計について誰よりも考えた期間になったことと思います。
そんな、頭に汗をかいた時間があるからこそ得られたものもあったのではないでしょうか?
こんな時期だあからこそ、学びを止めないということが大切であると考えてこの講座を開催させて頂きました。
IDとは?
今回は、医療に従事する方(もしくは関係者)と一緒に、医療現場での『教育』について共に考え、学びたいという方を募集しました。ID(インストラクショナルデザイン:教育設計)の基本的知識や技術を学び、現場にどう取り入れていくかまでを一緒に学んでいく講座。従前までの聞いて終わり、聞いて帰るだけの講座ではありません。自身と向き合い、参加者同士の対話から得られる体験を基にした講座。学習者を動機づけるための手法や、学びを支援するための働きかけに関する理論を手を動かしながら学び、みなさんのお悩みを解決する糸口をつかんでいきます。また参加者同士の繋がりもできますので講座終了後も、教育設計についてともに進んでいく仲間が増えることと思います。
それでも2回目以降は急遽でしたが、オンラインでの開催に切り替え、対応させて頂きました。
少しだけ肝を伝授
ID を概観する上で重要なモデルに ADDIE があります。IDを各ステップで考えていくための概念であり分析(analyze)、設計(design)、開発(development)、実施(implement)、評価(evaluate)の頭文字をとったものです。文字通り、教育を企画・実践するにあたり、それを「効果的・効率的・魅力的」にするための具体的な方法・留意点を示すものです。
・研修を企画する際に、先ずは現状の分析をしっかりと行いましょう。やみくもに取り組むのではなく、現状の問題点の抽出を行うことが重要なポイントとなります。
・分析においてもう 1 つ大切なのは,問題の解決方法として「教育」とりわけ「集合研修」が最適なのかということも考えましょう。資料の配布だけではだめなの?他の手段では解決できないのか検討することも必要です。
・学習目標の設定が大変重要になります。この研修で「知ってもらいたい」「出来るようになってもらいたい」といった具体的な目標があること、そしてそれを達成できたことを誰もが判断できるようにしておかなくてはなりません。
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