東京都臨床工学技士会 Y・ボード企画
「ワークショップ体験! -ワークショップって何だ?- 」

日時 14:30-15:30(60分)
場所 ベルサール新宿 第5会場(ルームB)

画像1

「ワークショップテーマパーク」
医療現場における、新たなコミュニケーションの理想を考える
①Image Drawing
手を動かす・想像を働かす
②Card Game
道具を使う・表現法を体験する
③Team Building
身体を使う・協働する
※チェックイン・チェックアウトは別途用意
自分と向き合う・気持ちの整理をする

[はじめに]

近年、医療現場での教育やコミュニケーション環境は変わってきているものの、未だに「背中を見て感じ取る!」「察しなさい!」といった風潮は多少残っているのかもしれません。そんな非言語表現の文化が現場に存在していることを認識するのとともに、それを如何にして表在化・表現していくのかの訓練が必要になってきます。さらに、その表現についても他者との違いから自身を俯瞰するキッカケになると考えています。
そこで、Y・ボード部会では、肩書外しと非言語コミュニケーションについて『新たなコミュニケーションを考える』ためのワークショップを企画しました。今まで医学会会場において、学術/スキル的な学び(テクニカルスキル)以外に、「ノンテクニカルスキル」を学ぶ場機会はあまり無いように感じていました。また、医療界で意味するところの「ワークショップ」の概念にも少し違和感を感じていました。いつか、自分のタイミングで従前とは異なるワークショップ体験を提供する場を設けてみたいと考えていました。

それらの過程を経て、今回は日常では体験できない、直感や身体を使った体験型ワークや、参加者全体でのワークなどを体感することができるものをご用意しました。もちろんワークショップ初心者でも問題ありません。「ワークショップを体験してみたい!」といった気軽な参加も大歓迎といった、気軽にお立ち寄りいただくスペースに『場』に慣れたらいいなと思っておりました。

*事後ライティングなので若干表現がおかしくなっているところがございます(笑)

画像2

ワーク1[Image Drawing]

画像3

所要時間 約40-45分(1ターン)

イラスト、絵を使うことをキッカケに非言語コミュニケーションの方法に慣れる。短い時間で伝えたいことが伝わることを実践する、話しやすい環境をつくるということを実体験するためのブース。

▼活動内容
アイスブレイク
カットイラストを使った自己紹介

▼進行
・input
・自己紹介
・ワーク
・まとめ

▼必要人数等
最低4名

▼必要物品
A4用紙、ポストイット、サインペン(プロッキー可)

ワーク2[カードゲーム体験]

画像4

『カード(道具)を使うこと』でいつもとは違った表現のコミュニケーションが出来たとか、自分や他者の表現を知ったなどの気づきを促せることとしました。また、会場内のコンテンツ中の役割の一つとして、気軽に参加できる、ハードルの低い場を示してもらう役割がありました。複数のカードゲームを用意しておき、自身で選択、自主的に参加することができる、楽しそうであるというプロモーション的ブースの役割。

所要時間 約10-15分(1ターン)

❶THE MIND
→非言語によるチーム形成を体験
❷ワードスナイパー
→アイデア出し発想を体験
❸はぁって言うゲーム
→非言語コミュニケーションと認識の違い体験

ワーク3[チームビルディング]

画像5

所要時間 約5-10分(1ターン)

▼必要人数等
最低 4-6人集まった時点でスタート

▼活動内容
・自己紹介/ワークの目的を理解する
・輪になってもらう
・ヘリウムリングワーク
・まとめ

※サブワーク
・割りばし 二人ペアで 割りばしを上下(1分)
(メインの前振り) ファシリが実際にやってみる(理解確認)
・参加者が実施(言語あり) デモとして実施 わりばし

[パンフレットのコンセプトとねらい]

画像6

画像7

・テーマパークやサーカスをイメージ
・両面カラー、二つ折り
・CDサイズかそれより少し大きいくらい
・持ち運び出来るよう小さくする
・実はスタンプラリーカードになってます
・マップのコンテンツとスタンプ枠の紐づけはわざと薄くしてます
(どこが何処に対応したものなのかは、実際に体験すればスタンプ押せるくらい各コンテンツに特徴が立っているはずかと。もしくは、ファシリテーターと会話しながら押す場所を確認していく作業もコミュニケーションの一つとしました。
「今、何しましたっけ?」の問いの振り返る、体験の自宅への持ち帰りの補助アイテムとしての役割も。

画像8

[会場環境について]

〇問題点として
・会場前方にマイクスタンド、プロジェクターが置かれており、付属した有線コードもあります。また、部屋の前方には座長席と演者席があります。
これらは動かせないと会場責任者より通達ありました。
・もちろん、学会のプログラムはどんどん進行していきますから、次のセッションの時間が迫ってきます。原状復帰との闘いでした。どこまで、会場レイアウトにこだわるのか、妥協点はどこなのかを事前に詰める必要がありました。

〇会場備品
・長テーブル4つ用意。(絵のワーク、カードゲーム用)
・「チェックイン/チェックアウトの木」の模造紙を貼りだすホワイトボードは、入り口と出口に1枚ずつ用意
・用意されている椅子は、会場の端に寄せることになりますので、荷物台などで使用する場合は、各ブースで必要個数ピックアップ。

東京都臨床工学会 Y・ボード企画

プランナー/コーディネーター akarink

[Credit]

kaoru yamada
keiichi sawada
atsuko endo
ichiro suzuki
takeshi nakanishi
takanari cho
katsutaro eimaeda
masaya chonan
takayuki hanada

 

akarink(アカリンク)は、「みんなを照らす、つなぐ。」医療を中心とした各種イベント、セミナー等のコーディネートを行っています。